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2017年8月

~周~続➀ 住まいづくりは環境を知ることからはじまる

さて、昨日の続きとなります。今日は排水施設についてお話していきますね。
ここでいう排水施設とは、生活排水や雨水の処理についてです。雨水については、雨樋(屋根やベランダから見える筒状のやつですね)を通って、雨水を桝に集めて敷地と接している道路側溝に放流します。この道路の持ち主が市町村であれば、まず大丈夫です(色んなパターンがあるので、機会があるときにお話ししますね)。次に生活排水については、公共下水道(以下、下水と略)のエリア内であるかがポイントになります。現地ではマンホールがあるかどうかで大体分かります。余談ですが、マンホール蓋も地域によって色んなデザインがあって、おもしろいものもあります。ご存知の方もいると思いますが、気が向いたら見てください。
それで下水が通っていないエリアはどうするかというと、敷地内の浄化槽に一旦集めます。それを環境基準に沿ったレベルまで浄化してから道路側溝に放流します(最終的には河川へと流れます)。下水も地域の処理場に集めてから浄化処理して河川などに放流します。どちらも浄化処理して河川に流していくことは変わりません。大きな違いは、個人で行うか行政で行うかですね。ここが住まいを建てる時に工事費として差が出ることに繋がります。下水が通っていないときは、個人負担で浄化槽を設置しなければなりません。浄化槽単体だけで少なくても数十万円の費用が掛かります。処理能力や機種などによりコストも変わります。これらは概ね建物計画内容により算出します。逆に下水エリア内では浄化槽のコストが不要となる分、住まいづくりの要望に巾が出るかもしれませんね。ただ、浄化槽設置の際は大体の地域で補助金制度があります。予算は決まっているので先着順となります。申請すればいくらか補助が返ってきますが、地域によっては浄化槽が高度処理型を採用することと条件にしています。過去のお客様で実際にありましたので、建築地の行政に確認することをお勧めします。あとは入居後によくある話ですが、下水は公共ですので使用料が掛かりますね。そういう視点からすれば、浄化槽は道路側溝に放流するだけなので、下水エリアに切り替わった方は一様に『高い』と感じてしまいます。ただ浄化槽はメンテナンス費用が個人負担です。下水はここも含めての使用料ですので、つい勘違いをします。それでも、個人的には浄化槽の方がトータルするとお値打ちだと感じますけどね~。長くなるので、今日はこの辺で。次回も『~周~』の続きになりま~す。

~周~ 住まいづくりは環境を知ることからはじまる

今回は“周”と名うちましたが、周辺環境という視点から現地を見ていきたいと思います。
ここでいう周辺とは、主に道路や排水施設などのインフラについて触れていきます。まず道路といえば広い狭いが最初に目に留まることが多いのではないでしょうか。仮に道路の幅が6mあれば、車の出し入れはしやすいと思います。しかし、それほどでもない道路になるとお向かい若しくはお隣の門扉や塀が高くて圧迫感があり、以外と入れにくかったりする場合もあります。狭くなればなるほど尚更に感じることでしょう。単に道路の幅においていえば、建築基準法上の道路の幅は『最低4m以上とってくださいね。』ということが原則としてあります。要は車がすれ違いできる程度の幅を確保しようということです。4mより狭い道路に敷地が接している場合、道路幅4mを確保する必要が生じます。では、どのように確保するかというと、足りない分を一部敷地で補うということになります。実際には、補った部分の敷地がすぐにどうこうなるわけではありません。ただ将来的に行政側が計画することがあると前提に備えておくものです。またこの一部補った敷地に、ブロック塀などを作ってはいけないということも補足しておきます。あと道路ではないのですが、水路が接しているかも住まいづくりでは影響することがあります。敷地に接しているのか、道路と敷地の間に接しているのかなども押さえておくべき点です。
これらは法規としている部分がほとんどですが、細かいお話については順を追って今後に展開しようと思います。それでは、また明日。

~風~ 住まいづくりは環境を知ることからはじまる

住まいのデザインを始める前に、建築する場所(以降、現地と呼びますね)における環境を知ることは、とても重要ですよね。実際に生活していくことになる地域でもありますから、土地探しからスタートする方にとっては、なおさら重要になります。そこで、環境を知るとは何か。さまざまな視点から少しづつ伝えていけたらと思います。
 
まずシンプルに出てくるのは、風通しがどうなっているかでしょうね。これは現地に行って初めて感じることができます。風通しがあるからこそ、湿気や温度の感じ方も変わります。当たり前のことなんですけど、現地の周りが建物の密集しているところと、ある程度ひらけているところでは、風の通り方が変わります。そうなると、住まいを建てる時にお隣の家とのあいだは、どの程度あったらいいのか?それによって、もしかしたらお庭や駐車場が広げられない…なんてことがあるかも知れません。ほかにも思いもしないことがあったり…。そういったことが事前に分かっていると良いですよね。また、お建替えとなると住む場所は同じなので、風通しの良い住まいにする工夫をしていくことが肝要になります。
今回は、風通しという視点からお話ししましたが、具体的にどうなるのかしら?と早めのご相談でも良いと思います。分かっているのと、そうでないのとでは大きな差が出るかも知れませんね。
次回は、視点を変えてブログを書きますので、宜しくお願いします。

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